察するということ

人の気持ちを察する
そこまでは良いのだけどね
察することさえ出来ないよりはね。

時折、さすが、とか、気が利くねぇとか
求められることによって作られてしまって
相手が必要とすることや
それ以上をしすぎてしまうこと
察しすぎたあとの話。
この話は君たちにまだしていなかったと思う。

それは相手の領域に立ち入って
忖度しているということ。
相手に喜ばれるけども
負担をかけていないかどうか
トンチンカンな押し付けになっていないかどうか
逆にそれをされている領域を侵害されていないか?

・そんなとこと言われなくてもわかっている

・できることならやっている

・人の事情も知らないで無責任な

こんな思いが出てくるときは、自分の領域を侵害されている相手なんだ…

自分の領域がわかるのは自分だけだからね。

「誰が選ばれるか」というサバイバルゲームから降りてしまう勇気。

「どうすれば好かれるか」から

「自分はどうしたいか」に変える。

魅力もそのひとつ

「どうすれば魅力的に見えるか」から

「どういう魅力を持ちたいか」に変える。

君たちには、少しでも、人生に厄介な災いをもたらす存在には気づいて、巻き込まれないようにね

それぞれの領域を尊重し合える人と巡り会えるようにね…。